商品詳細
●高効率カーボンランプヒーターで、マイルドな温感を実現。
●電気治療や鍼治療などとの併用治療が可能で、温めることで電流が流れやすくなり、血流の改善がみられるなど、相乗効果も期待できる「セラピア3300」は設定温度まで最速約30秒で加熱するため効率よく治療ができ、経済性も向上しました。
商品仕様
■電源:AC100V 50/60Hz
■寸法:幅550mm×高さ1635mm×奥行845mm
■質量:17kg
■赤外線治療器
■三つ又コンセント
黒体である炭(炭素)は、遠赤外線の放射率が高いことで有名です。カーボンランプヒーターは、この黒体に近い炭素系発熱材を発熱体に使用しているため、遠赤外線放射量の多いことを特長としたヒーターです。加熱時の立ち上がりも早く約30秒でターゲットの温度まで到達するため、高効率で治療を行うことが可能です。
また立ち上がりの加熱時間を短縮されるので、より経済的です。
ヒーター部の両端に樹脂の把手を付けました。治療中でも安心してヒーターの角度や高さを調節することができます。
遠赤外線の生理的作用
遠赤外線で皮膚表面を加温することによって、皮膚毛細血管流量が増大し、これに発汗作用も加わり皮膚インピーダンスが低下します。この為、人体に流入する電流量が増えるので、SSPを併用した場合その治療効果を大きくします。また、結構の改善の他、筋緊張の緩和、疼痛の軽減及び自律神経を正常状態に調整する作用、いわゆる正常化作用があるとされています。
ヒーター面の角度調節とアームによる高さ調節(67〜142cm)で、様々な部位の治療が可能です。また遠赤外線は、マイクロ波と異なり金属は熱くならないため、SSP・干渉波・鍼治療と併用することにより、治療効果を一層増大させます。
遠赤外線について
赤外線は、波長がおよそ0.76μm〜1000μmの範囲にある電磁波であり、太陽光線の50〜60%がこの領域の波長で占められています。この内、5.6〜25μmの範囲を遠赤外線と呼び、水及び有機物にはよく吸収される性質があります。一方、人体を構成している物質は水分子以外は有機物分子であり、遠赤外線を照射した場合、空気中でのエネルギー損失はほとんどなく、人体に当たってはじめて人体を構成している分子を共振させ、熱を発生させる結果、暖かさを感じさせることになります。近赤外線が皮膚表面をヒリヒリと熱くし、マイクロ波は金属も熱くするのと違い、遠赤外線は人体に一番効率よく吸収される電磁波であるということがわかります。
■ 遠赤外線の特長
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■ 人体を構成している物質によって特性吸収される波長域であり、そのために温熱効果を少ないエネルギーで行える。
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■ 空気による減衰が少ない。
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■ 表皮の内部、真皮内に達し真皮内に含まれている温度受容器、密度の高い毛細血管、汗腺、皮脂腺等の諸器官に温熱 刺激を与え、また熱伝導度の悪い表皮の方向ではなく皮下脂肪層への熱伝導が行われ、温熱の深達力が大きくなる。
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■ 分子内振動との共振によるエネルギーは熱エネルギーに変わるだけでなく、一部は潜在的な活性エネルギーになる可能性がある。
■ 遠赤外線を人体に照射した場合の、臨床効果としての理由
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■ 皮下組織の温度上昇
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■ 毛細血管の拡張
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■ 血液循環の促進
本器の放射率試験の結果は図1の通りです。この図より、中心となる波長は2.5〜4.5μmであることがわかります。また、皮膚への赤外線吸収は3μm付近と6μm付近(遠赤外線領域)に強い吸収強度を示しています(図2)。この二つの図を比較すると、本器の放射領域が人体へ効率よく吸収されていることがわかります。
半導体不足につき長期欠品中
入荷未定となっております