前回まで、もぐさで有名な山正の高性能ディスポ鍼について紹介してきました。
これまでのものは、すべて鍼体と鍼管がセットになったものだったのですが、
鍼治療自体は、鍼体だけ交換すれば鍼管は複数回使っても大丈夫なので、
鍼管と鍼体は同じ数必要ないような気がします。
そこで今回は、一つの鍼管に複数の鍼体が付いたタイプのものをご紹介します。
・山正のNEOディスポ鍼４Pタイプ
このNEOディスポ鍼４Pタイプというのは、
一つの鍼管に対して４本の鍼体がセットになったものです。
鍼体と鍼管がセットになっていないため、いちいちセットするのが面倒ですが、
鍼管が少ない分値段は割安になります。
鍼管はストレートタイプでディスポ鍼SPタイプと同じですが、
ワンタッチ方式は導入されているため施術は、楽に行えます。
・衛生面は大丈夫？
自分で鍼をセットするとなった時に、気になるのが鍼の衛生です。
鍼に菌が付いたりしないのか心配になるかともいらっしゃると思います。
もちろんセットする時には、鍼体を触らないように注意が必要ですが、
滅菌加工は十分に施されています。
EOG滅菌と呼ばれる微生物を死滅させる滅菌法を行い、
鍼体には国内材料が使われているため、滅菌としては万全です。
それでも、やはり衛生面が心配、
もしくは鍼をセットする手間が惜しいという場合には、
鍼管と鍼体がセットになったものと、
コスト面での比較を行ってみてはいかがでしょうか。
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