冷療法での治療を行われる医療関係者の方にオススメしたいのが、患部を短時間で冷却することができるクリッカーというアイシング用品です!
クリッカーは、内部に氷と食塩を入れると、先端部分の金属が-7℃まで冷却され、金属部分を当てることによって患部を冷却します。
今回は、クリッカーの冷却原理と特徴についてご紹介します!
■クリッカーの冷却原理
氷の温度というのは、通常0℃までしか低下しないということが知られています。
ここに食塩を加えると、水に食塩が溶けていき、このとき周囲から熱を奪います。
このとき、奪われる熱を融解熱と言います。
この融解熱によって、氷周辺の温度が0℃よりもさらに降下します。
これが、クリッカーの温度がマイナス7℃にまで低下する原理です。
■クリッカーの特徴
クリッカーの最大の特徴としては、一般の冷却機器と比べて、非常に安価であるということが挙げられます。
氷を使用するということで手間がかかるという問題点はありますが、冷却法での治療の頻度が少ない方にとっては、安価であることはメリットになります。
また、冷却速度が速いため、すばやく治療に移ることができるというメリットもあります。
安価で、すばやい冷却が可能なクリッカー!
冷却療法を行う方は、是非利用をご検討ください!
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