前回は、SWOT分析で鍼灸院の戦略立案したあとにすること「ポジショニング」についてお話ししました。
 
 
ポジショニングというのは、
ターゲットにとっての競合院と比較したときの自院の差別化ポイントを明確化することでした。
 
 
ポジショニングにより、自院のサービスを患者さんのニーズにマッチさせると同時に、競合院との差別化を行い、患者さんの記憶の中にユニークな位置づけを行うことができるのです。
 
 
具体的には、ポジショニングマップを作成することが作業になります。
 
では、そのポジショニングマップはどうやって使えばいいのでしょうか。
 
鍼灸素材写真18
 
「自分がどこにいるのか」と
「敵がどこにいるのか」が分かる
 
前回もお話した通り、ポジショニングマップは、x軸とy軸で構成されるような二次元マップです。
 
KBFのうち、自院のターゲットが特に大事する項目を抽出し、競合院に勝てるポジショニングの軸を2つ選んで完成します。
このポジショニングマップで分かることがいくつかあります。
 
 
まず、軸をはさんで対極にいる鍼灸院とは明確な差別化ができていることが分かるのです。
 
 
一方で、ポジショニングマップ上で近くに位置する鍼灸院とは、競合の度合いが高いことが分かります。
 
 
このとき、差別性を強調できるポジションを狙うと同時に、競合院との正面対決も避けることができるのです。
 
簡単に言えば、「自分がどこにいるのか」と「敵がどこにいるのか」が分かるので、対策がしやすいということがポジショニングマップで得られるメリットになります。
 
 
いかがでしょうか。
 
 
ターゲッティングをしたあとに、ポジショニングマップを作成して、
自分がどこにいるのか」と「敵がどこにいるのか
が分かりさえすれば、どのような対策が必要かが自ずと明らかになってくるのです。
 
 
鍼灸院の新規開業で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
 
 
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