前回の記事では、鍼灸院のリピート率向上のために、最低限必要な考え方をご紹介しました。
今回はより具体的な施策についてお話したいと思います。
実践していただければ、リピート率の向上が期待できるかもしれません。
◆次回予約の取り付け
まずは、簡単に実行できる施策からご紹介します。
みなさんは、患者様がお会計を支払う際に、次回予約を取り付けているでしょうか?
「〇〇さん、次いつ来られますか??」
この一言です。
歯医者に行くと、必ず次回の予約日時を聞かれますよね。
すでに歯医者が、次回予約の取り付けを徹底している証拠です。
一方、鍼灸院の場合は、次回予約の取り付けが徹底されていない医院も、多いようです。
次回の予約を強制的に取り付けることは、少し気が引けるという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、次回の予約を取っていなければ、患者様はついつい治療を先延ばしにしてしまいます。
治療の期間が伸びてしまうと、効果が薄くなってしまうケースがほとんどだと思いますので、患者様のためにも次回予約の取り付けは必要なことだと言えます。
先生方、患者様、両者のために、次回予約の取り付けは、実践するメリットは大きいのではないでしょうか。
◆施術内容・期間を明確に
みなさんは患者様に、施術目的や施術期間を明確に伝えているでしょうか?
患者様は、もちろん針治療の専門知識を持ち合わせていないので、
「この施術は、どんな効果があるんだろ。」
「どれくらい通えば、良くなるんだろう。」
ということがわかりません。
その状態のまま治療が続くと、どうなるか。
「そろそろ行かなくていっか。」
心の中で、そんな気持ちが膨らんできます。
・この施術はどんなことを目的にして行われているのか
・どのくらい通えば症状が改善されるのか
これらを患者様自身がイメージできていれば、リピート率はぐっと上がる可能性がありますので、明確にすることを意識してみてください!
◆メールマガジン・SNSの活用
「最近、あの人来てないな。」
患者様の中には、治療への意識がかなり薄れてしまっている方もいらっしゃいます。
そんな方へのアプローチでオススメなのは、メールマガジンです。
少し古いイメージも、ありますよね?
でも、まだまだ意外と効果が出ることも多いみたいです。
頻繁に送られてくるメールは、面倒に思われる方も多いです。
しかし、1ヶ月や2ヶ月ぐらいのメールでしたら、
「あっ、そういえば、鍼灸院行かないと。」
というように、思い出していただけることも多いのですね!
ただしこれは、患者様の年齢層によって変わります。
最近では、若い女性の方が鍼灸院に来院されるケースも多いですよね。
もしも、みなさんの鍼灸院が、若い方の来院が多い場合、facebookやTwitterなどのSNSを活用するのも効果的です。
SNSは、メールマガジンのように、押しつけがましさが無いため、患者様の年齢層が若い場合は、積極的に導入することをオススメします!
◆最後に
今回は、鍼灸院のリピート率を向上させるためのコツをご紹介しました。
みなさんの感想はいかがでしょうか?
「聞いたことは、ある。」
という方が多いのではないでしょうか?
しかし、ここで重要なことは、
「知っている」と「やっている」は違う、
ということです。
まずは、試してみる、ということが大事になります。
ただ、今回ご紹介したことは、数ある施策のうちの、ほんの一部です。
集客を効率よく行うためには、数ある施策のうちから、自院にとって効果的なものを選出し、実行しなければなりません。
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