「鍼灸院の集客がうまくいかない。」
「どうしたら集客がうまくいくのだろう?」
 
鍼灸院にとって、初期段階の集客は、難しいものですよね。
 
今回は鍼灸院の経営にお悩みの方にオススメしたいビジネスフレームワークである3Cの、Customer(市場・顧客)の分析方法について紹介します。
 
 
集客のためにしなければいけないことは何なのか、それは鍼灸院ごとに異なります。
 
3C分析を行って、事業の進行方向を確認し、鍼灸院経営を成功に導きましょう!
 
 
 
■3C分析とは?
 
まずは3C分析について、簡単に紹介します。
 
3CとはCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字をとったものです。
 
その3者を分析し、関係性を明らかにすることで、売り上げが上がる経営の仕組みを作り上げられます。
 
 
 
 
■Customerを分析する
 
3Cのうち、市場・顧客という外部要因を指すCustomer。
 
3C分析を行う際に、一番初めに分析するのがこのCustomerです。
 
市場を知らないまま競合や自社について分析しても、自社の強み、弱みを評価できないのですね。
 
マクロ分析、ミクロ分析、顧客分析の3つの手法を使って、効果的にCustomerを分析していきましょう。
 
今回はマクロ分析、ミクロ分析について紹介します。
 
 
 
 
・マクロ分析
 
まずはマクロ分析について紹介します。マクロとは、世の中全体の変化のことを指します。
 
ビジネスは常に世の中全体の変化に影響を受けています。
市場全体の変化を見つけ出すという方向から、Customerを分析しましょう。
 
 
マクロ分析をしたいなら、PEST分析がおすすめです。
 
 
PEST分析とはPolitics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の4方向から分析を行う方法です。
 
 
 
PEST分析で時代のトレンドを読み解きましょう。
 
 
時代の流行を掴んでタイミングを見ながら経営を行うことで、あなたの鍼灸院経営がさらにうまくいく可能性があります。
 
 
 
 
・ミクロ分析
 
ミクロ分析では、市場や業界に起きる変化を予測して、あなたの鍼灸院にはその変化がどんな影響を与えるのかを考えます。
ファイブフォース分析によってミクロ分析を行いましょう。
 
 
ファイブフォース分析は5つの要因から分析します。
 
新規参入業者、代替品の脅威、競争関係、供給企業の交渉力、買い手の交渉力の5つです。
 
新規参入業者では、業界に新参入した企業について考えます。
 
代替品の脅威では、現在あなたが供給しているサービス、商品の代替品になってしまうものを考えます。
 
 
 
競争関係では競合との差を、
供給企業の交渉力ではあなたが今、供給しているサービスや商品を提供する際に必要なもの(鍼灸院なら鍼、場所など)を供給してくれている企業とのパワーバランス、不利な取引条件になる可能性はないかを考えます。
 
買い手の交渉力では、顧客とのパワーバランスが適切かどうかについて考えます。
今回は3C分析のCustomerを分析する際に使って欲しいマクロ分析、ミクロ分析という考え方を紹介しました。
 
3C分析で効果的に売り上げを伸ばしていきましょう!
 
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