鍼灸の知識は6世紀頃、朝鮮半島から日本に伝えられ、その後律令制が整えられる中で、鍼博士、鍼生といった官職が設けられたそうです。
かつては外科的な治療に用いられていたそうで平安時代、室町時代と将軍にも愛された医療となっていきました。
このように非常に古い歴史を持つ鍼治療ですが、今回紹介する“もぐさの山正”が製造していますディスポ鍼にも貴社が持つ歴史が反映されており、人気の商品となっております。

その技術と製品に込められたを紹介していきます。

創業120年を超える老舗、“もぐさの山正”とは?

今回紹介します、ディスポ鍼を製造しているのが株式会社山正、通称“もぐさの山正”です。
「安心で安全なモノづくり」を合言葉に品質第一主義を掲げる“もぐさの山正”はディスポ鍼以外にも「もぐさ」や「お灸」など鍼灸製品を製造しています。

120年の歴史を持つ“もぐさの山正”を詳しく紹介していきましょう。

1895年に初代“押谷小助”さんが創業

“もぐさの山正”は1895年に「山正押谷小助商店」としてスタートしました。
当初は名前の通り、もぐさを中心に商品を販売しており、本社が置かれている滋賀県長浜市を中心に人気が高く、地域の鍼灸院に貢献していました。
というのも、お灸に使うもぐさの中で「伊吹もぐさ」は名高く、滋賀県長浜市が位置する湖北地方では江戸時代からもぐさの製造・販売をする老舗業者が多くありました。

しかし、“株式会社山正”はその競争の中でプロの鍼灸師向けだけにターゲットを絞り現在でもトップのシェアを築いているのです。

そして1995年創業100周年を迎えたおりに代表取締役に就任したのが“4代目押谷小助”さんです。
“4代目押谷小助”さんは東京、大阪に営業所、中国オフィスを開設し、日本中にその名を広め今の“もぐさの山正”になっているのです。
株式会社山正への実績と信頼があってこその事業拡大で、ディスポ鍼の品質も良いことは言うまでもありません。

品質保証の国際規格 ISO9001:2015を取得

“ISO9001”というのをご存知でしょうか。
“ISO9001”とは品質マネジメントシステムのことで取得するには厳しい審査に通らないと取得ができません。
株式会社山正は2017年に認証されております。

実際、ISO~~を取得している企業は良く耳にしますので、むしろ当たり前のように感じる方も多いかもしれませんが、審査前の準備段階から多額の費用、内部監査、教育訓練など取得するまでに時間と労力がかかります。
お客様の体内に刺入する製品を製造する会社がこの規格を取得しているか否かで安心感は全く違うのです。
歴史と最新の製造技術を持ち合わせていることがこれらから感じ取ることができるでしょう。

“もぐさの山正”が製造する“ディスポ鍼”の特徴

株式会社山正の歴史から汲み取れる経営の理念や、製品へ込められた思いが理解できたところで、本題の“ディスポ鍼”について詳しく紹介していきます。
性質・品質を捉え参考にしていただけると幸いです。

鍼体には国産のステンレス鋼線を使用

鍼体に使われていますステンレス鋼線は国産のものが使われ、加工・保存に優れている製品となっています。
日本のステンレス鋼線は特に品質が高いと言われ、鍼の他にも車両や航空機から医療機器まで幅広く使われています。
これだけ幅広く使われるのは、錆びにくく丈夫であるからで、体内に挿入する鍼には特に重要な要素でしょう。

カシメの安全対策の改善

カシメとは金属同士をつなぎ合わせる工法のことを言うのですが、ディスポ鍼の製造において最も重要といっても過言ではないのがこの“カシメ”です。
鍼は人間の体内に入るもので製造の際に表面できた細かな凹凸でさえ危険を及ぼす可能性があります。
特に“カシメ”の際に凹凸や傷が付きやすく、細心の注意を払わなければなりません。
その点、株式会社山正のディスポ鍼は高倍率の顕微鏡でさえ確認できないほど表面が洗練されており、スムーズな刺入が可能となっているのです。

エキチレンオキサイドガス滅菌

EOG(エキチレンオキシドガス)と菌体成分を化学反応させ微生物を死滅させる滅菌法で病院でよく使われている滅菌法になります。
この滅菌法は非常に強力で感染症の可能性をほぼ打ち消し、安全な鍼治療ができるような環境にします。
お客様の心配は痛みと感染症のリスクでしょう。
しっかりとこの滅菌法を解説し、治療前の心配を取り除くことができると言うのも大事な要素の一つです。

製品別ディスポ鍼の特徴

株式会社山正こと“もぐさの山正”では主に4種類のディスポ鍼を製造しています。
それら製品にはそれぞれ特徴がありますのでここで詳しく紹介していきます。

NEOディスポ鍼SPタイプはプラスチック製カラー鍼柄で見やすい

鍼柄がカラーコーティングされており、一目で鍼の番手を確認することができます。
また鍼柄の先が丸く加工されており鍼師にも優しい製品となっております。
カラーで鮮やかな製品は美容鍼としても優秀でSNSでの拡散や鍼師を目指す学生にも人気の理由となっているのです。

NEOディスポ鍼SPの特徴のひとつは鍼体にシリコンコーティングがされており、スムーズな刺入ができるようになっているところです。
前述しました通り株式会社山正のディスポ鍼は繊細な加工がしてあり、お客様が極力痛みを感じないような工夫がされていますが、シリコンコーティングが加わることでよりその強みを生かす製品になります。

シリコンは熱を加えるとある程度の弾力が生まれるので刺入の際、人間の皮膚に触れると人間側の凹凸に対応して変形します。ですから、スムーズかつ違和感を感じない施術となるのです。

最近は美容鍼として使用可能な
NEOディスポ鍼SPタイプ5分鍼 もリリースされました。

NEOディスポ鍼 ワンタッチタイプ

“NEOディスポ鍼 ワンタッチタイプ”の特長は独自のワンタッチリリース方式を採用しており、くさびがなく、ゴミが出ないのが特徴です。

また、鍼先はスムーズかつ痛みが出にくい松葉型が採用されており、お客様に優しい製品となっております。

NEOディスポ鍼 くさびタイプ

“NEOディスポ鍼 くさびタイプ”は鍼管と鍼がくさびで固定されており、使用済みか否かは一目でわかるようになっています。

くさび自体は取り外してしまえばゴミになり、治療の際落としてしまうこともあるかもしれませんが、蛍光色が塗布されているのですぐに見つけ処理することができます。

NEOディスポ鍼 4本パック

“NEOディスポ鍼 4本パック”は鍼4本と鍼管1本がパックとなって販売されているお得な商品です。
鍼をよく使われる方には使い勝手がよくオススメです。
もちろん鍼先は松葉型で先端はR型形状で肌への刺激は極力抑えられた製品になっております。

それぞれまとめ買い特価がございます。
まとめて購入する事で商品単価がお安くなる場合もございます^^

まとめ

今回は創業120年の歴史を持つ“株式会社山正”が製造するディスポ鍼について解説しました。
鍼灸治療はネットなどで“危険だ”、“痛い”など悪いイメージを植え付けられていることも少なくありません。
ですから、鍼治療の際にはお客様に「どのような鍼を使っているのか」、「痛みがあるのか」、「感染症のリスクはあるのか」などをしっかり解説しなければなりません。

その際、鍼の製造元がしっかりしていなければ自信を持って紹介することもできないでしょう。
ただ、今回紹介しました通り、“株式会社山正”が製造する製品はどれも安心・安全で自信を持ってオススメできます。

まだ使った事の無い先生はぜひ、一度使ってみて下さい^^
サンプルのご用意もございます^^

最後までご覧頂き本当にありがとうございます。
今後ともメイプル名古屋を宜しくお願い致します^^

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