こんにちは(*^-^*)
いつもご覧頂きありがとうございます。
鍼灸という言葉の通り、鍼灸院で行う施術には鍼とお灸が主になりますよね。
このお灸に使用されるのがもぐさです。
そのため、鍼灸院を開業もしくは鍼灸師の方はぜひこの”もぐさ”について知っておくと良いですよね。
そこで今回はそのような方に向けて、もぐさの使い方と効果について解説していきたいと思います。
□もぐさってどんなもの?
「もぐさ」という言葉は一般の方でも聞いたことはあるかと思います。
しかしそれが一体どういうものなのかを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
鍼灸院を開業したときに患者さんに「もぐさって何?」と聞かれて困らないようにもぐさとは何なのかを知っておきましょう。
お灸の原料として使用されるもぐさとは、よもぎの葉の一部です。よもぎ餅や草餅に使用されるよもぎです。
よもぎは遥か昔から、身近な万能薬として使われていました。
よもぎの葉の裏にはびっしりと白い綿毛があります。
この部分を集めて精製したものが、もぐさというわけです。
このもぐさは食物繊維やクロロフィル(葉緑素)、ミネラルに富んでいるため、もぐさを使用し、体を癒やすお灸が可能なのです。
もぐさの効果
もぐさが何なのか、どんな成分を含んでいるのかについてご理解いただけたかと思います。
ここからはその効果について解説していきます。
*リラックス効果
もぐさにはシネオールという有効成分が含まれています。
これはもぐさだけでなくユーカリなどにも含まれているもので、その効果は消毒、殺菌、鎮静などです。
これをお灸として使用することでこの成分が皮膚の表面から体の内部に染み込んでいき、患者様をリラックスさせる効果が期待できます。
鎮静作用もあるため、痛みの改善にも効果があると言われています。
またお灸として使用し、燃やしたときに発生する匂いにもリラックス効果を期待できます。
*体の諸症状を改善
東洋医学には経穴という言葉があります。
これは体の中の気が流れている経絡のポイントであり、一般的にはツボとも呼ばれています。
この経穴にもぐさを使用し、お灸で刺激することで体の様々な症状を改善することが期待できます。
「様々」と聞くとなんだか曖昧な印象ですが、体中にある経穴のどこを刺激するかによって改善が期待できる症状があります。
鍼灸師は経穴を把握し、患者様の症状に合わせてもぐさを使用し刺激するというわけですね。
*血行を改善
もぐさを燃やしたときの温熱効果によって体の血流を改善することが期待できます。
筋肉、血管、リンパ管を熱で刺激することで細胞を活性化させることに繋がります。
結果的に免疫力が上がったり、むくみが解消されたりという効果が期待できます。
まとめ
今回はもぐさについて解説しましたがいかがでしたか?
鍼灸院の開業をお考えの方はこういった知識についても知っておくと良いですね。
最後までご覧に頂きまして、本当にありがとうございました。
今後とも、メイプル名古屋をよろしくお願い申し上げます(*^-^*)