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テーピングには主に、怪我の予防、筋肉の補強、固定の用途で使われます。もちろん用途によって適した素材が異なります。
今回は5種類のオススメのテープを紹介いたします。どれも、従来の製品とは異なり何度も臨床実験を行い、よじれたり、皮膚にダメージを残したりする問題を解決していますのでぜひ参考にしていただけると幸いです。
さらさテープ
テーピングテープには様々な種類があります。その中でも“さらさテープ”は柔軟性と可動制限を兼ね備え、肩、肘、膝、足首などの可動域の大きな間接に適している製品です。その特徴を詳しくみていきましょう。
特徴① 数々の臨床試験を乗り越え、人間の体に最適な作りになっている
実際に患者さんを診る臨床家が研究・開発したもので、テープを重ね張りした状態でも、水・汗などで濡れても剥がれにくい構造になっています。
またカットタイプは、角がカットされており、引っかかっても剥がれにくい作りになっていてより実用的です。
特徴② 肌に優しいアクリル系粘着剤
テープの粘着剤による皮膚刺激には、化学的な刺激と物理的な刺激があります。
物理的な刺激によって起こる「角質・表皮剥離」、「緊張性水疱」、「浸軟」など、テープを剥がす際に皮膚が傷つくことで発症する事がほとんどです。
一方、化学的な刺激によって起こる皮膚障害である「アレルギー性接触皮膚炎」、「刺激性接触皮膚炎」などは、粘着剤の添加剤に含まれる成分によって引き起こされる事がほとんどです。
基本的に、テープの粘着剤には「アクリル系粘着剤・ゴム系粘着剤・シリコーン系粘着剤」の3種類があり、その中でも現在主流になっているアクリル系粘着剤は、他の2種類に比べて添加剤が少ないという特徴があります。
もちろん、さらさテープもこのアクリル系粘着剤によって作られているので肌に優しい商品となっています。
さらさキネシオロジーテープ
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キネシオロジーテープは関節を固定するのではなく、筋肉そのものの保護やサポートを目的として使用する新しいタイプのテーピングテープです。
それでは、“さらさキネシオロジーテープ”の特徴を紹介していきます。
特徴① アクリル粘着剤の面積を最小限に抑えた3D加工
肌に優しいアクリル系粘着剤を使用しているのはもちろん、粘着部分がウェーブ状に交互に塗工されていることで、粘着剤の接触面積を最小限に抑えられています。
また、通気性が格段に良くなっており、物理的な刺激による皮膚障害の発生も抑えることが出来る、肌に優しい構造になっています。
特徴② 筋肉の伸縮とほぼ同率の伸縮性
血液は酸素や栄養を身体全体に行きわたらせ、老廃物を排泄する役割を持っています。
疲れが溜まっているときの人間の身体は、酸素や栄養素が不足していて老廃物がたまっている状態です。ですから身体に疲れが溜まっているときは、血液の流れをよくする必要があります。
さらさキネシオロジーテープは、筋肉の限度以上に収縮することを防いでおり、皮膚が持ち上げられることで、皮膚と筋肉の間の血液の流れを改善する効果が期待できるのです。
特徴③ 水に強い撥水加工
さらさキネシオロジーテープでは、水を通しにくくする防水加工とは異なり、テープ生地にフッ素樹脂などの撥水材をコーティングする加工が施されているので、水そのものを弾きます。
ですからスポーツをしているときに汗をかいたり、入浴をしたりすることでテープが濡れても、剥がれにくい性能になっています。
ニトリートキネシオロジーテープ
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筋肉をサポートするキネシオロジータイプである、“ニトリートキネシオロジーテープ”の特徴を紹介します。
特徴① 適度な伸縮性
ニトリートキネシオロジーテープは、筋肉に沿って張ることで筋肉の正常な動きをサポートします。
これにより、筋肉の伸びを制限することでの痛みの緩和、筋肉の過剰な伸びを防ぐことができるので、怪我予防や疲労した筋肉のサポートなどに使われます。
特徴② 肌に優しい粘着剤
ニトリートキネシオロジーテープも、皮膚への刺激が少ないアクリル系粘着剤を使用しています。
適度な粘着力を保ち、皮膚が引っ張られたり、粘着剤が肌にくっついて残ったりしない、肌に優しい商品になっています。
特徴③ ウェーブ塗工の施し
ニトリートキネシオロジーテープもウェーブ塗工が施されています。ウェーブ塗工は、粘着部分と非粘着部分が交互に波状のパターンを形作るように塗工されることで、実現しています。
そのため、接着性を保ちながら、優れた通気性を発揮し、かぶれにくく、むれにくいテープになっています。
キロテープ
キロテープには2つの面白い特性があります。Made in Japan のきめ細やかさが感じられる製品になっております。詳しくみていきましょう。
特徴① 速乾性に優れたマイクロファイバー生地
キロテープは、業界初のマイクロファイバー生地を採用したことにより、圧倒的な耐久性と速乾性を実現しています。
マイクロファイバーとは、ポリエステルやナイロンを原材料としている、合成繊維でできた生地のことです。
吸水と同時に蒸発を始める構造になっているので、速乾性に優れた素材になっています。早く乾く分、菌が繁殖しにくいので、衛生的なテープになっています。
特徴② 筋肉と同等の伸長率
キロテープも、キネシオロジーテープの特徴である筋肉と同程度の伸長率となっており、筋肉の過剰な伸びの制限しているため、怪我の防止や、痛みを緩和させることが可能となっています。
マルチポアスポーツ
幅広いシーンで活用できる、3Mジャパングループの“マルチポアスポーツ”の特徴を紹介していきます。
特徴① しっかり固定可能な70デニール綿布
デニールとは、生地の素材となるナイロン糸などの繊維の太さのことです。1デニールは9000mの糸の質量をグラムで表したものと定義されています。
登山用のアウタージャケットやハードシェルジャケットでは、30デニールから70デニールくらいのナイロン糸が使われていることが多いそうです。
デニールの値が小さいほど細かくしなやかな糸になり、値が大きいほど太くて耐久性の優れた糸になります。
ですからマルチポアスポーツは筋肉の伸縮率と同率で、耐久性の優れたテープになっており、しっかり固定することが可能です。
特徴② 超撥水加工、アクリル系粘着剤の採用
マルチポアスポーツは、テープに撥水加工が施してあり、汗や水を弾くので、運動、入浴などの場面でも剥がれにくい仕様になっています。
また、低アレルギー性のアクリル系粘着剤を採用していることにより、かぶれなどの皮膚障害も起こりにくくなっており、安心して利用頂けます。
まとめ
テーピングテープにはしっかり固定したい非伸縮性タイプ、ある程度の可動制限をする伸縮タイプ、筋肉そのものをサポートするキネシオロジータイプなど用途に合った種類があります。
今回は伸縮タイプ、キネシオロジータイプのテーピングテープを紹介してきましたが、販売している会社によって、同じようなジャンルのテーピングテープでも、それぞれに違いがあります。
利用される方の身体の状態や、使っている素材や加工など、目的に合った商品をご購入いただけるよう、この記事を参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧に頂きまして、本当にありがとうございました。
今後とも、メイプル名古屋をよろしくお願い申し上げます(*^_^*)