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こんにちは(^^♪
メイプル名古屋です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
もぐさは体の不調を改善、健康の維持が期待できることから2000年以上前から行われていた治療法です。
最近では、美容効果が期待されることから女性のあいだでもひそかにブームになっているようです。
しかし、もぐさについて詳しく知っている人は少ないでしょう。
・お灸との違い
・そもそも”もぐさ”とは
・なんだか古臭い
という印象があるかもしれません。
そこで、今回はもぐさの効果や種類について紹介します。
もぐさはよもぎを乾燥させたもの
もぐさとはよもぎを乾燥させて、絨毛繊維(じゅうもうせんい)のみを取り出したものです。
お灸をする際の葉として使用されています。
つまり、もぐさとはお灸に使われるよもぎを乾燥させた葉のことです。
よもぎには殺菌効果や止血効果があるため、古くから生薬として用いられてきました。
そのため、昔の人は煎じたよもぎを傷口に塗ったりしていたそうです。
胃腸の不調冷えを改善する効果も期待できるため、薬膳としても好まれていました。
もぐさの精油成分がお灸に最適
もぐさがお灸の葉として使用されているのは、よもぎに精油成分が含まれるからです。
精油成分が入っていることで、着火作用があり、持続して燃え続けることが可能です。
ただそう聞くと、「火傷しそうで怖い」という印象を持つ方もいるでしょう。
実際に昔は、意図的に火傷をさせる事で傷口から膿を出したり、イボを取る等の灸治療が行われていました。
しかし、現在の灸治療はそのようなことは行いません。
体調不良の改善や免疫力アップをいった予防医学を目的として行われています。
治療院で行う際には、火傷や皮膚を傷つけないように資格を持ったきゅう師が行ってくれるので安心できるでしょう。
驚くべきもぐさの4つの効果
もぐさを用いたお灸には体調不良の改善健康維持にも効果があります。
また、美容鍼などの鍼灸治療が人気となっている影響を受けて、もぐさの美容効果にも注目が集まっています。
そんなもぐさの効果を4つご紹介します。
免疫力アップ
皮膚の上でもぐさを炊くことにより、筋肉やリンパに温熱刺激が加わります。
それによって、全身の血流がよくなり局所の痛みや炎症を鎮めると言われています。
また、血液の流れがよくなることにより細胞が活性化され、免疫力アップが期待できます。
全身の不調を改善
人にはエネルギーの通路である経絡があり、全身を巡っています。そして、この経絡の上にあるのが経穴と言われる、ツボです。
ツボを温熱効果で刺激することにより、冷え性や肩こり、むくみ、不眠といった体の不調を改善できると言われています。
リラックス効果
もぐさは加熱することにより独特な香りが生まれます。
この香りは、よもぎに含まれるシネオールという成分が発する香りで、もぐさの人気の一つになります。ローズマリーなどにも含まれている成分です。
アロマとは違った、心安らぐ懐かしい香りで、リラックス効果が期待できます。
鎮痛効果
先ほど説明したシネオールという成分には鎮痛、鎮静効果があります。
皮膚の上でお灸を炊くことにより、シネオールの成分が皮膚から吸収され、辛い腰痛や関節痛を和らげます。
効果を実感できるもぐさを用いたお灸の据え方
もぐさを使ったお灸の据え方には、直接皮膚の上でもぐさを炊く方法や間接的に暖かさを感じる方法など様々ありますので、今回は代表的なものをご紹介します。
点灸
点灸とは、小さく捻ったもぐさを皮膚の上に直接置く方法です。
火傷をしないようにもぐさが8割程度燃えたところで火を消します。
この方法には熟練した技術が必要になります。
そのため、自宅ではなく、サロンや専門店で行うことをオススメします。
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灸頭鍼
灸頭針とは、針の柄にもぐさを巻きつけて火を付ける方法です。
この方法も自宅ではなく、専門のお店やサロンで行うことが一般的です。
なぜなら、針の柄に付けるもぐさをしっかりと固めなければ、施術中に火傷をする可能性があるからです。
鍼治療とお灸治療を同時に行うことで、より良い効果が期待できるのではないかと考案された方法です。
鍼によるツボ刺激と灸による温熱刺激で、施術中はウトウト眠りを誘う心地よさが人気です。
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温灸・台座灸
温灸は生姜やにんにくなどのスライスの上にもぐさを置き、間接的に暖かさを感じる方法です。
昔は生姜やにんにくを使用することが一般的でした。
しかし、現在は家庭でも使用できるように厚紙を使用した台座灸の扱いが販売されています。
火傷の危険性がなく、暑さを緩和してくれるので、初めての方でも使いやすいものです。
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もぐさの効果を実感するには定期的に継続すること
灸治療は、手術などと違いすぐに効果を感じられるものではありません。
もぐさの効果を体感するためには、継続して行うこと必要です。
効果を感じる時期は人それぞれですが、体の傷ついた細胞が生まれ変わるまでには約3ヶ月必要と言われているので、少なくとも3ヶ月は週2〜3回のペースで行うことをオススメします。
しかし、実際に週2〜3回お灸を行うことは大変でしょう。
そんな方には火を使わないお灸もあります。
家事をしながら、寝る前にベッドの中でなど生活に合わせて使用できるので便利です。
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まとめ
最近では灸治療を行える治療院が増えてきています。
灸治療ではもぐさが使用されています。
もぐさの効果を詳しく知りたい方のために、今回の記事の内容をまとめました。
・もぐさとはよもぎを乾燥させ、絨毛繊維を取り出したもの。一般的にお灸に使用されている葉のこと。
・よもぎに含まれれる精油成分が着火効果を高めるため、お灸の葉をして好まれている。
・もぐさを使用したお灸には、免疫力の向上、全身の不調の改善、リラックス効果、鎮痛効果がある。
・お灸の方法には、点灸、灸頭針、温灸などの方法がある。
・もぐさ効果を感じられる時期は人によって違うが、3ヶ月は継続することがオススメ。
忙しい人は火を使用しない、もぐさを使うことによって生活スタイルに合わせて行うことが出来る。
もぐさは個人でも購入することが出来るので、慣れれば自宅で行うことも可能です。
美容鍼の次に注目を浴びてきているお灸をぜひ体験してみて下さい。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
今後ともメイプル名古屋を宜しくお願い致します。