不均等なプローブで治療すると局所的に強い超音波が放射され、生体組織を損傷するおそれが
あります。一般的にBNR(ビーム不均等率)5.0以下で良好と言われる中、SZ-100のプローブのBNRはすべて2.9以下を実現しました。均等な超音波放射により、安全に治療できます。
BNR:ビーム不均等率
BNR(Beam Non-uniformityRatio)はプローブから放射される超音波の均等性を示す数値です。
BNRが小さいほど超音波が均等に放射されるため、優れたプローブであるといえます。
一般的にはBNR≦5であれば良好とされています。
超音波治療は低周波治療などに比べて体感が少なく、プローブヘッドと生体の接触状態が不正確になると十分な治療効果が得られないため、正しく治療できているかどうかが分かりにくいという欠点がありました。SZ-100では、操作パネルとプローブにリング状のインジケータを採用することで、どこからでも治療状態を確認できます。イルミネーションは接触状態を表示し、超音波の放射が適切に行われているかどうかを視覚的に判断できます。